笹坊

流れるの笹坊のレビュー・感想・評価

流れる(1956年製作の映画)
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芸妓の格が一つ下がる河の向こう。その河の流れ…。
原作では曲者だった米子不二子親娘が存在感薄くなっててちょっと物足りなかったけど、それも全て高峰秀子演じる勝代を際立たせる為かね。杉村春子好きー
向かいの天地真理教には驚いたけど、『浮雲』にも新興宗教が出てくるし、敗戦後の日本ではかなりポピュラーなものだったのかと
でこちゃん31歳。19歳の勝代はちょっと苦しかったかな(ごめんなさい

『浮雲』がどれ程凄い作品なのか、これをみてより身に染みました。
笹坊

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