安堵霊タラコフスキー

流れるの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

流れる(1956年製作の映画)
2.6
度々成瀬作品に挑戦してみたくなるけど、やっぱり必要なものだけ映す素直すぎるスタイルはあまり好みじゃなく、キャストを大体把握したら目を瞑っててもカットが容易に想像できる作りは表現至上主義者を自称する身としては面白味に欠ける。

小津的カットのいくつかは悪くなかったけど、小津より情緒に乏しい感が否めず、レンタルできる未見の作品にも挑んでみようと思いつつも自分が満足できるかは望み薄だろう。