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おおかみこどもの雨と雪のkuuのレビュー・感想・評価

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)
3.8
『おおかみこどもの雨と雪』G
製作年2012年。117分。

人間と狼の2つの顔をもつ
『おおかみこども』の姉弟を、女手ひとつで育て上げていく人間の女性・花の13年間の物語を描く。
『おおかみおとこ』と恋に落ちた19歳の女子大生・花。
彼女はやがて2人の子どもを授かる。雪と雨と名づけられたその子どもたちは、人間と狼の顔をあわせもった
『おおかみこども』で、その秘密を守るため家族4人は都会の片隅でつつましく暮らしていた。
しかし、おおかみおとこが突然この世を去り、取り残されてしまった花は、雪と雨をつれて都会を離れ、豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住む。。。

金ロー(書いてみたかった)で今作品初視聴。
『蘇える金狼』じゃない。優作~ぅ🥺
はたまた、金的にローキックでもない。
金曜ロードショー😊
水野晴郎のオープニングないんかぁ。
有村昆でもいいけど、コロナ禍と夫婦関トラブルでW自粛やし、
デロリアンだけでもオープニングみせてくれよ。

唐突ですが、この作品をファンタジーと捉えて観れるか、
リアリティと捉えて観るかで後の評価が変わる作品なんかなぁと思います。
ファンタジーとして捉えて観た小生の私的な感想としては泣けたし面白かったです。
リアリティと観た場合
?!❓️(´・ω・`)?
となるストーリー展開も否めないかな。
リアルに準じてる中に『おおかみおとこ』の存在してるので、その点が気になるなら、物語は全てが否定的に見えてしまう可能性は否めません。
『ミュージカル』が受け入れられないってのに似てるかな。
突然歌い踊り出すことによる『非現実感』があるし好きじゃないって、よく聞くし、
勿論、理由は色々あるやろけど。
また、子育てって現実にはこない甘かないし、綺麗事ばかりちゃうやろ。
この点は経験ないし憶測で申し訳ないけど。
小生は I ターン派なのでこれは云えるけど、田舎暮らしは、あないにすんなり行けるモンじゃないって思う。
そないな?所も散見される作品ではある。
しかし、今作品において製作者たちが訴えたい事は、人種差別問題やら色んな事のメタファー入れてると思います。
その点は他のユーザーさんにお任せして。
小生は勝手な斜め解釈ながら書き進めます。
それってのは、
人の生き様てのはこうあるべきなんじゃないかってことかな。
己の不幸を呪わない。
己の立ち位置を常に確かめ歩む。
問題点から導く最善策を行う。
根底には皆の幸せを願う。
綺麗事やけど、綺麗事は多くの人がしない。
多くの人が行動したなら、それは素晴らしいことやし、素晴らしい世界は生まれる可能性がある。
ほんで、たとえ全てを行えんでも、心の片隅に置いて行動してる人は大きな過ちを犯さへんのちゃうかな。
多くの聖者が云う徳てのを積むための大前提でもあるんちゃうかな。
せや、現実は残酷やし、親切はお節介やと嫌われたり、不愉快な思いをすることは多い。
やってられん世界やし損することも多々ある。
でもあるけど、それを我慢することも徳を積むことになるんかなぁと。
おおかみこども雪と雨の母ちゃん
花ならどないな時でも多少なりともイカした道を探してノンビリながら歩み最後はニッコリ往かはんの(亡くなられる)ちゃうかと思います。
人生てのは選択。
母ちゃん花が小生ならもうちと悲惨な結末になるやろなぁって場面が多々あったかな。
そないな、見方で観たら寛雅で力強い作品やと小生は感じました。

コロナ禍でマスク着用を余儀なくされてますし、暑さも増してきてます。
熱中症に気をつけてボチボチやっていきましょ。
kuu

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