アメリカでベストセラーとなったノンフィクション作品を基にした2007年のアメリカ映画
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「ボーイズ・ドント・クライ」と「ミリオンダラー・ベイビー」で2度のオスカーを受賞したヒラリー・スワンクが製作総指揮・主演を務めた。
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久々に感動して泣いた気がする
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人種差別が撤廃されたことにより人種間の緊張が高まっていた時代。黒人、白人、メキシコ系、アジア系と人種ごとの戦争状態が続いていた。
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死と隣り合わせに生きてきた生徒たちは、学校でも気が許せるのは同じ人種の仲間だけ。
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そんな生徒たちに新人教師らしい情熱を持って人種差別の愚かさを伝えていくエリンの姿は感動的。そしてクラスが家族のようになっていくのはハンカチ無しじゃ観れません
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生徒たちと向き合い、尊敬し尊敬される関係。これぞ教育の理想の姿なんじゃないかな。
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これが実話を基にした映画なんだから素晴らしい。全てが万々歳じゃなくて、エリンにもそれなりの代償はあったけど、それがよりリアリティを増してるね。
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エンディング・ロールに大人になって集まったエリンとクラスの実際の写真が出てくるんだけど、あの皆の笑顔を観たら全て偽りない物語だってことに納得したね
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30代にしてオスカーを2度受賞したヒラリー・スワンク。日本のメディアはなぜか彼女をそんなに扱わないけど、少しでも映画観る人なら知らない人はいない名女優。
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そんな彼女が、自ら映画化する作品としてこの物語を選び主演したんだからすごいに決まってる。こんな先生最高ですって思わせる名演技です