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ヒトラー 〜最期の12日間〜のKi64のネタバレレビュー・内容・結末

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞二回目なのだけど、初見時と同様、登場人物多すぎてついていけなかった。誰が誰だか分らなかった。日村?
予習が必要ですなぁ。ヒトラー知ってるってくらいのIQ3の私には難しい。

ただ、それを抜きにしても戦争の悲惨さをリアルに描いていて、途轍もなく重い。

最期の12日間、ヒトラーの様子はもうまるで認知症の老人のようで、支離滅裂な発言に側近たちの(何言ってんだこいつ)ってリアクションも目立つ。
コメディだったら笑えるところかもしれないけど、でもこの間にも民間人が次々と命落としていってるんだよな。

終盤はヒトラーが自決を図り、後を追って自決する人たちの多さに驚愕。
特に一家心中のシーンは「もうやめて…」って感じだった。

でも、これが戦争なんだよな…
目を背けずにしっかりと向き合わないといけないんだけど、辛い、辛いよ。

5000万人もの戦死者を出したってその数字だけで、如何に凶悪でおぞましい出来事だったかを物語っている。


『熱がある』
『でも生きてる』

ってシーンが印象に残る。
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