このレビューはネタバレを含みます
鑑賞二回目なのだけど、初見時と同様、登場人物多すぎてついていけなかった。誰が誰だか分らなかった。日村?
予習が必要ですなぁ。ヒトラー知ってるってくらいのIQ3の私には難しい。
ただ、それを抜きにしても戦争の悲惨さをリアルに描いていて、途轍もなく重い。
最期の12日間、ヒトラーの様子はもうまるで認知症の老人のようで、支離滅裂な発言に側近たちの(何言ってんだこいつ)ってリアクションも目立つ。
コメディだったら笑えるところかもしれないけど、でもこの間にも民間人が次々と命落としていってるんだよな。
終盤はヒトラーが自決を図り、後を追って自決する人たちの多さに驚愕。
特に一家心中のシーンは「もうやめて…」って感じだった。
でも、これが戦争なんだよな…
目を背けずにしっかりと向き合わないといけないんだけど、辛い、辛いよ。
5000万人もの戦死者を出したってその数字だけで、如何に凶悪でおぞましい出来事だったかを物語っている。
『熱がある』
『でも生きてる』
ってシーンが印象に残る。