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僕は戦争花嫁の犬のレビュー・感想・評価

僕は戦争花嫁(1949年製作の映画)
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戦争花嫁に対する「私」ではなく「僕」という違和感は公法271の抜け穴を適用したものであり、一貫してコメディに見せつつ前半に比べて後半は現代のジェンダーや結婚観に当て嵌めても通用しそうな障壁の数々。規則によって盥回しにされたり、船に乗り込む際に陸軍と海軍で審査を二度受ける手間の連続の中で、馬の尻尾の毛をウィッグ代わりに女装して審査官の目を欺くザル加減がコメディしていて笑える。
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