ねぇ素晴らしい

僕は戦争花嫁のねぇ素晴らしいのレビュー・感想・評価

僕は戦争花嫁(1949年製作の映画)
4.0
いい仕事しすぎ。アイデンティフィケーションがリフレッシュされてゾーンを彷徨う元軍人なんて重力の虹じゃないか。グラントは豚の英雄ではなく馬の尻尾。なんと豚の衣装があるのは市役所で、後にこれを着てしまったマーヴィ少佐が人違いから去勢されてしまうという展開が本作とかなり響き合う。ゲリートリッピングみたいなキティが作り出す一拍の減速。『ブロンドの殺人者』はポケットの銃を投げ捨てるラストでこちらは鍵。やたら女子トイレショットを挿入する『クレイジーママ』のことも思い出して。