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ザ・セルのryodanのレビュー・感想・評価

ザ・セル(2000年製作の映画)
3.4
公開当時の印象も記憶もなく。。。「あんまり面白くなかった」っていう後味だけが。見直してやっぱ面白くなかったぁ。。。でも発見!!あの「フルメタルジャケット」のあの人がぁぁ!!さすがFilmarks!!そう思うと、犯人役がキモイじゃなくて演技派に見えるから不思議!!もう目が離せない。ただのシリアルキラー捕りモノではなく、幼い頃に負った心の傷が後の人格形成に影響するという、サブテーマを起ち上げたところが斬新だね。こういう作品、なくはないけどあんまりない気がする。ただ、見てる側も悪いんだけど、やはりH・ジマーの音楽が、どことなく「セブン」や「羊たち~」とかぶって聞こえなくもない。当人が携わっているからなおの事。SWATの突入シーンも高架線のシーンも、なんかねェ。。精神世界の唯一無二さと、ありきたりな現実世界のシーンにかなりのギャップを感じてしまった。この後、「マトリックス」が世に出て来る訳ですが、その点緩急の付け方が巧みですよね。
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