遊郭を舞台に、人間模様を描いた作品。
つまらないわけではないけど、面白いわけでもない。
遊郭自体がよくわからない世界だからかなあ‥‥。
この作品がつくられた平成の初頭は、アイドルだったり女優だったりが脱がないと仕事を得られなかった時代なのかと思うと、大変な時代だったことが窺える。
斉藤慶子さんも南野陽子さんもお綺麗で。
遊郭の主要な女性が揃いも揃って男に貢ぎたがったりだらしない男に捕まっていたり、なんだかなあ‥‥。
事業に失敗した山岡のために郭を担保に有働組から金を借りた結果、有働組から郭を欲しがられ、買収するしないで騒ぎが起こる。
この作品の軸はこっちだから女性が脱いだりお尻振ったりするのはもオマケで、別になくてもストーリーは成立するわけだけれども、世の男性達はこういう要素も求めていたのだろうか‥‥。
有働の情婦・照香はたくましい。
あの状況で「東雲楼はうちのもんや!」と叫べるのはあまりに図太い。
正妻じゃないからそれほどの思い入れもないということなのかな。
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