むーちん

アイ・アム・レジェンドのむーちんのレビュー・感想・評価

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)
2.4
この映画で一番好きなのは、宙吊にされて逃げるためにナイフでロープ切ったら落下の衝撃で持ってたナイフが刺さるの、映画じゃよく見るけど現実的に考えたらそりゃ危ないよねって思うやつを実際にやってのけた映画初めて見た。これぞリアリズム!
他にも冒頭の無人の街を我が物顔で闊歩するなんて、きっと誰もが一度は思い描いた妄想を実現したような夢のあるシーンだし、犬のくだりは切ないし、いい所はいっぱいあるんだけど、なんか全体的にモヤンとした印象しか残らないのが残念。
あの母娘が出てきてからおかしくなるんだよね… こんなんだったら、無理に世界を救う話にしないで、ウィル・スミスが一人で荒廃した世界を彷徨くだけの2時間でも良かったのに。
最後も唐突で、コレ絶対初号試写で評判悪くてラストシーンだけ後から挿げ替えたんだと思う。
それはそうと、学生の頃、先輩のコネでこの映画のジャパン・プレミアに紛れ込ませて頂いて、本物のウィル・スミスに会ったのは良い思い出です。
むーちん

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