ホ・ジノ監督5本目
中国の四川省・成都に出張にきたドンハは、現地で観光ガイドをしているメイとアメリカ留学時代以来10年ぶりに再会する
互いに惹かれ合いながら告白することなく終わった留学時代を思い出しながら二人で夕食をともにすることになったが…
だいたい時系列順にホ・ジノ監督作を観てきているが、本数を重ねるごとに徐々に『八月のクリスマス』のような静かな古きよき昭和なテイストが薄れてきた印象
相変わらず絶妙な関係性の男女の空気の読み合いのようなやりとりを描くのはうまいんだけど、なんかよりありきたりな商業映画に寄ってきてる感じもする…
四川大地震の傷痕からの再生を自転車を使って表現しているところは良かった
チョン・ウソンと中国の女優カオ・ユアンユアンが終始英語のみで会話するのが何か新鮮
空気の読めないオッサン役にキム・サンホ
なかなかウザさ炸裂してた(笑)
残るホ・ジノ監督の作品は『危険な関係』『ラストプリンセス』と現在上映中の『世宗大王』と大バジェットな映画ばかり
う～ん、もうホ・ジノ監督に『八月のクリスマス』のようなテイストの作品を求めるのは難しそうだなぁ…
