このレビューはネタバレを含みます
素晴らしい潜入サスペンス。
100分とは思えない満足感とボリューム。
終始漂う緊迫感がすごい。
似た者同士なようで対象的なラウとヤンが上手く描かれているなと感じた。
ラウの最善の選択をできる冷酷さ
ヤンの人情溢れる性格
どちらにも良さがあるけど生き残る強さがあるのはラウなんだろうな。
おそらく序盤に2人の伏線もあっただろうし、所々に2人を表した様な描写もあったように感じられた。
わかりやすい伏線ではなく、匂わせ程度なのがオシャレでいいな。
アクションでドンパチではなく、難しい推理でもなく、必要なシーンを必要なだけ組み込んだ感じがくどく無く、のめり込める要因かなと思った。