ひなぎく

ロングタイム・コンパニオンのひなぎくのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

治療法が見つかったら?
きっと第二次世界大戦が終わった感じでしょうね
僕は生きるぞ

かつて同じビーチにいた男性たちが最後のシーンで登場(しかしウィリーの想像であり現実ではない)
「ウィリー、僕だよ!」と、仲間内で最初に亡くなったジョンも登場し「こいつめ」と言いながらもウィリーは親友との再会に感動して抱き合う。
ここで毎回泣く。

裕福で優しくて素敵な男性・デイヴィッドは感染を恐れずにパートナーに対して心を込めて介護し、看とる。
そして次第に部屋からパートナーの面影が消えていく寂しさ。
次のシーンではデイヴィッドは亡くなっており、ウィリーは「彼は優しい人だった。僕の恋人であるファジーのことも快くファミリーに迎え入れてくれた。」デイヴィッドとの思い出や彼に対する思いを笑いを交えながらも話す。

あからさまな性的描写がほぼなく、こうしたカテゴリーの作品が苦手な人もアメリカの歴史的な意味で観やすいと思います。
ひなぎく

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