ダルマパワー

ボディガードのダルマパワーのネタバレレビュー・内容・結末

ボディガード(1992年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭暗闇の発砲音から始まるシーンが印象的。開始5分での説明がクールで一気に引き込まれた。二重三重の犯人設定も面白いし、ばっさりと省略されるサブキャラの背景描写も、思いきりがよくて主題が引き立っていい。自白した姉が速攻で殺される乱暴な展開には、どこかハリウッドらしい粗っぽさも感じられた。カッコつけ映画だけど、やっぱかっこいい。そして、なんかエロい。女優の強さ。

古めの映画だけど、改めてみると、テンポいい短めのカットや、カメラ移動で暗転からの別カットへの繋ぎなど、編集に若さが感じられた。最後のワンカットなが回し、食堂の上を進むカメラをどんな風に動かしたのか、そうゆう面白さも入れてくれていてまた嬉しかった。

全体的にはヨリの画が多かった印象。物語に入り込んでる感覚があった。

姉の死んだ後は極端に暗いショットが続いて、分かりやすかった。

今更だけど、見たかった名作シリーズ。見れてよかった。
ダルマパワー

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