マツモトタクシー

ロケーションのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

ロケーション(1984年製作の映画)
3.8
フィルマの評価が高いので観たいなと思いつつ配信無いなぁと思っていた作品🎬


年末に三条川端のBOOK OFFに行った時に長年探していた「オールド・ボーイ」の原作者(マツタクのアイコンになっている漫画の原作者、狩撫麻礼)の音声が入った特別版を700円で発見😁

興奮している状態の中で次いでにこの作品も発見😮
2000円だったので普段なら買わないがこの機会を逃すと暫く観れないかなと思いきって購入😅💿





津田一郎 原作
「男はつらいよ フーテンの寅」「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ宣言」等の森崎東 監督作品


ピンク映画のカメラマンである小田辺(西田敏行)は妻で主演女優の奈津子(大楠道代)が自殺未遂し撮影がストップし困り果てていた

たまたまロケ現場として借りた連れ込み宿の掃除婦の笑子(美保純)を強引に主演女優の代役にしたてて撮影を続行させる

しかし撮影中、監督(加藤武)は病気で倒れ笑子は自分の田舎に墓参りに帰るので撮影は降りると言い出す

笑子の帰郷を逆手にとり、ロケ場所を笑子の故郷である福島の湯本に代え、その場その場で脚本を変えながら撮影していくのだった。。






以下ネタバレ


ピンク映画の写真家だった津田一郎の原作の映画化

どたばたするピンク映画の現場
昭和感が満載で当時の撮影風景はこういう感じだったのかな😅

前半は上記のようなコメディチックな展開で後半は謎の妖艶なチョンの間の女性(大楠道代さんが1人2役を演じている)が登場
そこから現実なのかうつつなのか。。
笑子と謎の女性が親子関係で共演する事になり撮影が進み次第に緊迫感が増して行く
崖から飛び降りるのか否か。。という緊張感が凄い😮❗


美保純さんがヌードをふんだんに披露
昭和は今と違って脱ぐ場面、多かったなぁ😀

柄本明さん今はすっかり好好爺だが若いこの頃はホントに危ない不審者に見えますね😁

竹中直人さんが映画初参加だとか😀


行き当たりばったりながら少しでも良いものを撮りたいと奮闘する映画マン達の心意気と悲哀を最後は幻想的に描いた作品🎥