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恋人をさがそうのtunicのレビュー・感想・評価

恋人をさがそう(1967年製作の映画)
3.5
毎日新聞社で配送バイト(のちに編集部)している浪人生の西郷輝彦。とにかくモテるので女の子たちからの私用電話やアポ無し訪問がひっきりなし。強権的な祖父花沢徳衛があまりにも我儘なので本気でイライラしかけたけれど、西郷輝彦が可愛い孫の特権でその都度ビシッと言ってくれるから胸がすく。和田浩治は本家から邪険な扱いを受けている従兄弟。年寄り連中に逆らえずいいようにコキ使われている図体がデカいだけの田舎もんって役柄も和田浩治にあっている気がした。

パレスサイドビルのプロモーション映画かってくらい建物内のロケが多くて楽しい。病床の奈良岡朋子への差し入れは明治パイゲン、天草で松原智恵子が歩き食べする南蛮羊羹。タイアップ露骨だけど美味しそー。
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