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菊豆(チュイトウ)のsnatchのレビュー・感想・評価

菊豆(チュイトウ)(1990年製作の映画)
4.2
私の大大大好きだった張芸謀の若い時、1990年の監督作品です。久しぶりに観ましたが、こんなに封建的で因習に捕らわれ窒息ドロドロ情念であったか🤭因果応報因果応報因果応報…
張芸謀は灰色がかった藍色の村を遠くに、明・清時代に建てられたという異様にでかい屋敷を選び、どこまでも伸びていく紅や黄色い布を何枚も何度も情動のように翻えさせ、常に運命に張り付く真っ赤な染め物の池を据え置き、この劇場空間を彼の美的感覚で作り出す。そこに、底無しの欲情や衝動的な愛憎が繰り広げられる。でもね、一番見ものなのは、24歳のコン リーの芯から発する情念と姿態🔥そして、それは相手役を突き抜けレンズを突き抜け張芸謀に向かっているー😍
この頃の二人が作った映画は二人の愛の結晶ー🤩

…不倫なんだけれどね
でも、この時の張藝謀はやっぱ、ほと走る才能と生きる力に溢れ溢れていて私も惚れてしまいました😍無骨に見える外見も良かったんです🥰
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