アラン・レネ監督作品。
きっかけは澁澤龍彦が文章を、野中ユリが挿画を担当した『狂王』というとても美しい本を手に取ったのがきっかけ。ルートヴィヒ二世を描いた本の中でこちらの映画の舞台になったお城が出てきたのです。映画のタイトルとともに。
美しい舞台にうっとりし、華やかな衣装にはため息を、演者の動作に目を見張り、台詞に耳を傾ける。
じっくりと白黒の中の煌びやかで危うい世界を堪能したものの、私にはほんの欠片すら汲み取ることのできない思考力の域を超えたものでしたが、それで良いのかもしれません(と自分に言い聞かせている)
今度は裏話とか背景とか皆様の見解とか調べてから観てみようと思う。
いつの日かまた。