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ドリームチャイルドのotomのレビュー・感想・評価

ドリームチャイルド(1985年製作の映画)
5.0
ジェーン・アッシャーを愛でようと思いきや、いかんせん劣化具合が酷い。そのかわりにアリス(小)がとんでもない可愛さで、それだけで満点上げる。全方向から「このロリコンがー」って突っ込まれそうなルイス・キャロル(イアン・ホルム)もこの可愛さの前では無理もない。理解されない、届かない苦悩の数々が時空を経て理解へ至るってので、オッサンの方に感情移入しちゃってまぁ泣ける。新天地へ迷い込んだアリス(老)の走馬灯の様な話を過去現在とを彷徨いつつ、上手い事構成している。で、パペットの面々はロン・ミュエクほか匠が揃ってる模様。スタンリー・マイヤーズの和音持続音系の劇伴も良い。ブライヅヘッド然り、イングランドの夏の日々の川遊びに憧れる。
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