ストマックつよい

評決のときのストマックつよいのネタバレレビュー・内容・結末

評決のとき(1996年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん…
人種差別モノ映画は甘めに採点されてない?

最終弁論でのスピーチは無知のヴェール的な話かと思ったので、「少女は白人でした」って言わない方が良かった。
真面目な法廷ドラマを期待してたので、最後は結局陪審員を泣き落としするラストには落胆した。
 
それより一番問題なのは、判決が無罪になっちゃうところ。
黒人だったら普段から迫害されてるから報復で二人殺しても無罪なのか?この映画は私刑を推奨しているのか?
法治国家なら少なくとも報復行為に対する償いはあって然るべきでしょう。

黒人差別にNOを突きつけるのはいいけど、感情だけで判決が下るこんな映画が称賛されてることに恐怖すらおぼえる。