エアール

ハード・ターゲットのエアールのレビュー・感想・評価

ハード・ターゲット(1993年製作の映画)
3.6
狩られる気分ってのはどんなかね?
うぅ〜ぅん、ゾクゾクするわぃ、笑


ジョン・ウー監督がハリウッドへ進出した記念すべき作品にして
ヴァン・ダムとタッグを組んだ
これぞこてこてのアクション作品。

アクションも、火薬量も、ド派手な演出も
ここまでやり抜いてくれると気持ちがいいもので、笑
それからシンプルに
ヴァン・ダムがカッコいいっすね、笑
マジで!!


物語は
ニューオリンズの港町に
消息がつかめない父を捜しに
ひとりの美女、ナターシャがやって来るところから。

チンピラに絡まれてる彼女を助ける元海兵隊員のブドロー。後日
頼りになる彼の腕を見込んで
父捜しの協力を依頼するナターシャ。
金が必要であったブドローは
報酬金と引き換えに彼女の依頼を承諾し
2人で調査を進めていくことに。

すると
ナターシャの父親は
住まいを失くしホームレスとなっていて
焼けたビルから焼死体で発見されてしまう。

彼もまた元軍人であり、
現場から見つかった彼の認識票には
鋭利なもので貫かれたあとがあったことから
殺人の可能性を考えたブドローは
さらに独自の調査をしていく。

やがて2人の男の存在にたどり着くブドローたち。
彼らは殺人願望をもつ金持ちを相手に
”人間狩り”と題したゲームを提供し
大金を稼いでいた。

”狩り”の獲物に選ばれるのは
過去に戦闘訓練や実戦経験のある、身寄りのない男たちばかり。
ゲームは人気の少ない真夜中に行われ
スタート地点から放たれた”獲物”は
16キロ離れた川まで逃げ切ることができれば勝利となり、
1万ドルもの大金を手にすることができる。
が逃げ切ることができなければ
”獲物”を執拗に追い続けるゲームの参加者、参加者を導くガイドや猟犬らに
無残に狩られてしまう。

ナターシャの父親もまた
このゲームに”獲物”として参加し
命を落としたひとりであったのだ。
真相を知ったブドローたちを狩ろうと
動き出すプレイヤーたち。
今回の”獲物”はこれまでのとは違って骨があるぞい!!
こうしてひと味もふた味も違う、
アドレナリン全開の”狩り”が始まる。
さて、狩られるのはどちらかな?


ストーリーそのものでみても面白い作品だと思います。
ヴァン・ダムの勇ましい姿と
ナターシャ演じたヤンシー・バトラーの美しさに惚れ惚れでした、笑
エアール

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