課長とヒロシ

11人いる!の課長とヒロシのレビュー・感想・評価

11人いる!(1986年製作の映画)
4.2
課長(以下課):、、さて「十二人シリーズ」の

ヒロシ(以下ヒ):いやいやいや!ちょっと待ったー!!11人です!12人じゃないです!(笑)

課:あー、そだねー!ナイッスぅ〜!

ヒ:北京五輪銀メダルおめでとう!のカーリング女子日本代表の真似してもだめです!(笑笑)

課:、、まあこの茶番がしたくて観たんだが思いのほか名作すぎてやられちゃったな

ヒ:萩尾望都さん原作の「少女マンガ初!」とも言われるSFミステリー。綿密に練られたプロットと、クローズドサークルで起こるミステリとしての出来の良さ、そして青春や恋愛といった要素もぶっ込んで尚且つバランスも取れているというモンスター作品です

課:ワープ航法により宇宙への植民が始まり、他の星系とも交流が進んだ未来世界で、全宇宙のエリートを育成するコスモアカデミーへの入学のための最終試験である宇宙船へ送り込まれた受験生たち、しかし10人で行われるはずの最終試験には何故か11人の参加者がいた、、

ヒ:最近話題になった『彼方のアストラ』は、かなり本作の影響を受けている感じがしますよね。映画版は多少間伸びするとこがありますが、エンディングの神曲、「究極のヴォーカリスト」と呼ばれる川上進一郎氏が歌う「僕のオネスティ」まで含めて最後まで楽しめる作品に仕上がってます

課:このエンディング曲は男性ボーカルとしては本当に凄いよな!当時はOVAとして制作されたから90分と短尺だが、11人目のネタバラシも含めて、しっかりとしたストーリー展開で大満足な内容だ!『彼方のアストラ』が好きだった奴にはぜひ観てほしいな!

ストーリー 5
キャラクター4
世界観   4
映像・演技 3
音楽    5
神谷明さんが一番好きな作品らしいぞ!度99
課長とヒロシ

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