観たことがあった事は覚えていたけど内容は全く覚えていなかった。大して何も起こらないから、たぶんストーリーというよりも断片的エピソードしか記憶に残らないんだろう。今は自分はちょうどこの主人公くらいの年齢で、少し感じ方が変わった気はする。私としては主人公よりも妹の気持ちの方がなんか共感が持てた。家族が全体的にあっけらかんとしていて、あまり物事をシリアスに捉えない人達らしい。そしてうるさい。ターキー丸ごと無駄にしてもがっかりもせず笑っているような家族だ。そりゃそれぞれ悩みや辛いことだってあると思うけど、あんまり迫るものがなかった。表面をサラリと撫でただけな感じだった。でも家族の絆の強さや、自分の歴史、家族同士でも仲良くなれないということもあるとか、そいういうことは感じることができた。クリスマス程エキサイティングでもない、これくらいのごちゃごちゃさともやもやさがが、ちょうどサンクスギビングっぽいということなのかな。
