おらんだ

超電磁ロボ コン・バトラーVのおらんだのレビュー・感想・評価

3.0
珍メカ・ケロットのテストの最中に謎の地震が発生する。偵察に出た5号機はマグマ獣・ブルンゲンを地下で発見。ブルンゲンは全身を振動させ地震を起こし、超音波で人間の脳にダメージを与える力を持っていた。苦戦するコン・バトラーVを助けに、ケロットが駆けつける。

「V、V、V、ビィクトリィィ!!」の主題歌でお馴染みの「超電磁ロボ コン・バトラーV」の劇場版です。因みに内容はテレビアニメ版の第30話をブローアップしたもの。ケロットという小さめのカエル型ロボットが大活躍するお話です。

正直、映画の内容はどうでも良くて(笑)。テレビと内容変わらないですからね。だから、テレビシリーズ含む「超電磁ロボ コン・バトラーV」について少しお話させていただきます。

まず、コンバトラーがどういうロボかと申しますと、五体のマシンが合体して一体の巨大ロボになる元祖なんですね。今のスーパー戦隊モノで主流となっている合体機構の基礎となったといっても過言ではないでしょう。
そして特筆すべきはその武器、武装の多さ!実に24もの武器を備え、様々な技を繰り出します。その武器の多さは各種ゲーム等でも再現されており、芸達者なキャラとして活躍します(殆ど使わないけど)。必殺技は超電磁スピン。自身を高速回転させ、敵を貫く大技です。

ストーリーもなかなか濃厚です。敵将軍ガルーダの悲しき運命や、新しき敵女帝ジャネラの登場、主人公とヒロインの恋愛パート等、ただ単に侵略者から地球を守る以外にもストーリーが練られてます。最終回も敵の母星で政治的革命が起こるという何とも斬新な終わり方でした(笑)。

ご存じない方はとりあえずオープニングだけでも聞いてみて下さい。どんな栄養ドリンクより「Vチャージ」されること間違いなしです!
今年も皆様にとって「Victory」の多い一年になりますよう!
おらんだ

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