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レフト・アローンのmingoのレビュー・感想・評価

レフト・アローン(2004年製作の映画)
4.0
おもろい、飛び交う活字と言説は知識のサンプリング。2001年、早稲田大学において勃発したサークルスペース移転阻止闘争。冒頭のデモで絓秀実が、LOVEマシーンが爆音でかかりながら大学側と(何言ってかわからないけど)バトるシーンが最高すぎて高揚した。第一部では映画評論家松田政男が日本共産党と決別したニューレフト(新左翼)の前史で体験した過去を振り返り、60年代安保闘争や安保最年少柄谷(こいつすげー)が孤立の中で思索を続けた語りが続き、2部では上記の対話を通して68年の思想状況を鑑みながらゲバラやフランツファノンの第三世界論、マイノリティーや意識下の暴力の問題を提示していく。帰ったあと太陽肛門スパパーンのサントラすぐ聴いた
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