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夜の豹のzoeのレビュー・感想・評価

夜の豹(1957年製作の映画)
3.4
キム・ノヴァクとリタ・ヘイワースの美しさを堪能する映画。

ミュージカル映画ではあるものの、歌唱シーンはあまり印象に残らなかったかな。唯一印象に残ったのは、キム・ノヴァク演じるリンダが『My Funny Valentine』を歌うシーン。彼女の歌声(吹き替えですが)はもちろん、彼女の衣装やステージのセットも綺麗だった。

物語の内容はざっくり言うと、主人公であるプレイボーイ(劇中で本人は自分をヨタと言っています)のジョーイ・エバンスと彼と一緒に働く踊り子で歌手志望のリンダ・イングリッシュと元踊り子で現在は裕福な生活を送るベラ・シンプソンの三角関係が描かれていた。

話に納得できるところがあまりなかった。リンダとベラがジョーイに徐々に惹かれてゆく様子は観て取れたけど、ジョーイの方はどちらかに惚れているような素振りが特になかったように思った。ラストでも結ばれたとはあまり感じられない。
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