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緋牡丹博徒 一宿一飯のhummingbirdのネタバレレビュー・内容・結末

緋牡丹博徒 一宿一飯(1968年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

シリーズ第2作。68年(「野麦峠」の原作が出た年)、カラー、シネスコ

・物語は4部、または5部(起承転転結)構成

・内容・映像が60年代後半以降らしい、生々しく刺激の強いテイスト(この時代は既に普通になりつつあったのか、監督の持ち味か?)。「ジャンゴ」のような白い植物と血のシーンあり(マカロニの影響?)

・人物を真正面(または90度)から捉えるショットを多用、これで白木マリと西村晃の入浴シーンなど面白い見せ方に。お竜さんが口上を述べるシーンがハマる

・後半に出てくるロングショットの詩的なシーンは撮影の古谷さんのテイスト?

・「〜〜さん、死んでもらいますばい」のセリフあり。お竜さんのセリフは全体的におしゃれ

・シルクハットの大親分が助太刀にかけつけるシーンはない

・白木マリと西村晃のエピソードは魅力的だけど(脚本の野上龍雄は「夫は見た」の人)、あの後、村井國夫の恋人や少年、山城新伍はどうなったのか?
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