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緋牡丹博徒 一宿一飯のSEULLECINEMAのレビュー・感想・評価

緋牡丹博徒 一宿一飯(1968年製作の映画)
5.0
オープニング・クレジットがかっこよすぎる。"血も涙もない”とはよく言ったもので、人間は血と涙を流すからこそ人間であるということがよくわかる。血は平等に流れるが、涙は心がある人間にしか流れない。
渡世人としての男性性を剥がされた藤純子が露呈させるのは"女性性”などでは決してない。藤純子は真に人間として泣くのである。
それにしても、鶴田浩二がかっこよすぎる…
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