人生の美しさ、幸せ、喜びなど、その全てがこの映画にはある。
まだ独身なんか?と女性に聞いただけで非難を浴びせる人たちに落ち着いて冷静になってこの映画を見て欲しいと思う。
価値観は多様であって良いし、そうあるべきだと思う。しかし、現実に価値観の多様性を訴える人はその多様性の真の意味を履き違えていると言わざるを得ない。
自分と違う価値観からの発言に非難を浴びせるのは価値観の多様性の否定に他ならない。
この映画で語る美しい人生観は1つの価値観でしかない。
この価値観に共感する人も、そうでない人も一度は見て考えるに値する至極の名作と思う。
ラッセ・ハレストレム監督の初期の素晴らしい映画だ。