1977年 アメリカ🇺🇸
パクリなのか二番煎じなのか「〜みたいな映画」ばかり撮っているウィリアム・ガードラー監督の動物パニック映画
オゾン層の破壊による強い紫外線のせいで凶暴になった動物達が人間を襲いだす、というもの
オープニングのカリフォルニアコンドル(多分)のシルエットからのタイトルバックが格好いいです
前作、『ジョーズ』の二番煎じ映画『グリズリー』が思わぬ大ヒットしたおかげで予算が大幅に増えた事が映像&キャストから窺い知れます
単に狂った動物を描くだけでなく、ちょっとしたヒューマンドラマ的なシーンもあって過去の監督作品と比べると映画として深みが出たような
(それでも、やっぱりB級映画だけど…)
車に取り残された少女のシーンなんて思わずウルっとしちゃいました
主演はいろんな映画で見た事があるクリストファー・ジョージ
レスリー・ニールセンも出てますが極限状態でそうなったのか上半身裸の狂人ゲス爺になっちゃいます
ここが一番怖かったかも…
ラストは驚くほどあっさり
問題が解決したのかどうかもよく分からないけど、面白かったからいいでしょう