黒澤明監督のデビュー作。
一部のフィルムが紛失してしまったらしくカット版を観た。
ん~~作品自体はそんなに面白くはない 笑
でも印象に残ったシーン
師匠の矢野に叱られ、蓮の池に飛び込んでしまう三四郎。
夜になっても一向に池から出てこないので三四郎の兄弟子達が心配するが師匠はとりあわない。
三四郎も出てくる気配すらない。
しかし、ふと目にした花開く蓮の花を見てすぐ師匠に謝るのだった。
泥の中でも綺麗に咲く蓮の花を見て、荒くれ者だった三四郎が心を入れ替えた瞬間。
物言わぬ蓮の花から
ここで何かを学ぶんですよね
それが、とっても印象深かったなぁ
あとは、村井との対決のシーン。のちの檜垣との対決よりも面白く感じました。
紛失したフィルムの部分があればもっと面白かったんだろうな…勿体無い。