Supernova

ロリータのSupernovaのレビュー・感想・評価

ロリータ(1962年製作の映画)
3.2
ロリコンおじさんの性的フラストレーションの話。

きも。

性的指向はほぼほぼ生まれつきのもので本人にはどうしようもないことだから、実際に子供に手を出さない善良な市民であればその苦悩に同情できなくもないけど、手を出せば疑いようもなくキチガイだからな。

部分部分はめちゃくちゃ見たことあるキャラと展開なんだけど、どこで見たのかが思い出せない。

ポスターの有名なスチールのイメージが先行して内容が全然想像できなかったけど、そもそもこんなシーンが本編になかったのが衝撃だった。あまりにもこの写真のイメージが強いから、全く関係ないってなると何だか寂しい。

スー・リオンの表情筋の使い方がシアーシャ・ローナンみたい。口元とかめっちゃ似てる。
てかやたら官能的。それを理解してるから母親もあれだけ怒るんだろうね。

何というかロリコンについての映画だからその趣旨に合わせた演技を求められてるんだろうけど、未成年にこういう演技をさせるのは複雑な気持ち。せめて成人したばかりの若見えする子を起用してたらまだキューブリック含めた製作陣に対しての嫌悪感も薄まったかも。
『レオン』でナタリー・ポートマンがされかけた事とか聞いたら普通にリュック・ベッソン嫌いになるし、そういう事が起こらなかっただけで起こり得たって考えるだけでも反吐が出る。この当時はまだそういうセーフティネットがなかったからこの作品が映画化できたんだね。今ならこの題材は無理。笑

全てがきつかった。ブラックコメディ的という意味でキューブリックらしいけど、あんまキューブリック作品見たって感じはしない。

キモすぎる。二度と見ない。
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