月の狼

盗聴作戦の月の狼のネタバレレビュー・内容・結末

盗聴作戦(1971年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

23年116作目。

ニューシネマ感があるのと
クリストファー・ウォーケン(初出演?)が拝めたこと以外は
なんとも陳腐な作品だった。

前半の計画やメンバー集めはソコソコ楽しめるが
後半の実行パートはグダグダでテンポも悪い。

足の不自由な少年があっさり無線で通報したり、
警察がビルを包囲してる為にメンバー全員死ぬし。
どんでん返しや驚きもなく素直に終わった。

”盗聴作戦”とは名ばかりで
主人公たちが盗聴するわけではなく、
「主人公に資金提供したギャングを追うFBIが
たまたま主人公の強盗計画を盗聴してた」だけ。

しかも、それが劇中に一切関わらずに終わるのも意味不明。
「ギャングと関係ないから消去しとけ」と
それまでの盗聴テープを消してスタッフロールが流れる。

主人公の彼女の部屋を盗聴していたのは
部屋の主が雇った探偵だろう。

ショーン・コネリーじゃなかったらスルーしてた作品だが、
経歴として重要な作品では全く無い。
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