このレビューはネタバレを含みます
23年116作目。
ニューシネマ感があるのと
クリストファー・ウォーケン(初出演?)が拝めたこと以外は
なんとも陳腐な作品だった。
前半の計画やメンバー集めはソコソコ楽しめるが
後半の実行パートはグダグダでテンポも悪い。
足の不自由な少年があっさり無線で通報したり、
警察がビルを包囲してる為にメンバー全員死ぬし。
どんでん返しや驚きもなく素直に終わった。
”盗聴作戦”とは名ばかりで
主人公たちが盗聴するわけではなく、
「主人公に資金提供したギャングを追うFBIが
たまたま主人公の強盗計画を盗聴してた」だけ。
しかも、それが劇中に一切関わらずに終わるのも意味不明。
「ギャングと関係ないから消去しとけ」と
それまでの盗聴テープを消してスタッフロールが流れる。
主人公の彼女の部屋を盗聴していたのは
部屋の主が雇った探偵だろう。
ショーン・コネリーじゃなかったらスルーしてた作品だが、
経歴として重要な作品では全く無い。