謎謎

ハイテンションの謎謎のネタバレレビュー・内容・結末

ハイテンション(2003年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画は、オチがすごいという触れ込みもそこそこあり
グロ・ホラー・ストーリーの3点を楽しみに見始めてしまった。

しかし、グロは完全に評価できるが
ホラー・ストーリーにおいては期待外れと言わざるを得ない。

ホラーに関しては、こっちが勝手に想像していたので
別に、あれでもよく。見せ方もかなりベタなカメラアングルだが
うまく作れていると思う。

問題は、圧倒的に問題なのはストーリー
なんじゃありゃ…。あれ見て評価してる人はどういう意味なのか知りたい。
予測不能なオチや、衝撃の結末、みたいな事ではない。
妄想を映像化しました。
が、通用するなら何でもありなわけで
じゃあ、最後は15m級のスーパー戦隊が急に空からやってきて
車踏みつぶしましてん。でもまかり通るのが、この映画の最大のしらけポイント。

だから、逆にストーリーを知った上で
あ、意外にこんなところにも気を使えてるんだ
みたいな味方の方が純粋に楽しめるのではないだろうか。

殺人鬼として描かれるオッサンも、実は殺人鬼だった姉ちゃんも
カミソリ一本が凶器だったとしたら
不意打ち以外なら絶対勝機はある。
即死するようなダメージではないから逆転のきっかけは必ずある。

人生を踏まえてみると教訓じみた感想にたどり着ける
そこそこのクソ映画でした。でも、普通には面白いです。
謎謎

謎謎