71年ともなるとけっこう画質がよく見えるなあという印象から始まったが、小林桂樹特集をずっと観てるとわかるが51年のホープさんからはじまり新入社員から出世し続けついに社長が常となるのは20年の月日を要したかあと感慨深くなる社長シリーズ作品。タイトルからもわかるように昭和元年生まれの小林が明治生まれの東野英治郎のもと社長として加東大介と藤岡琢也とともに、昭和ふたけた世代の黒沢年男などの若手社員たちとぶつかりながらも奮闘していく姿を描く。おおば比呂司のタイトルバックも秀逸なデザイン。助監はのちに東宝常務取締役、ゴジラシリーズや社長シリーズでもお馴染み助監橋本幸治。ひし美ゆり子がホステス役で出ていたらしいがわからなかったのは残念。。
