このレビューはネタバレを含みます
「こういうとき、みんなどうしてるのかな」
主人公がポツリとつぶやく。
受験、就職、仕事、趣味、結婚、家事、出産、育児、シングルライフ、老後の過ごし方、そして最近は自分の終活まで、ありとあらゆるノウハウと経験談が披露されているなかで、なぜ、誰かとの急な死別があったときの向き合い方は教えてくれないのだろうか。
ただ、不思議と、フィクションの題材にはとても多いテーマ。だから、小説や映画を見ながら、自分に置きかえて考えていくしかないんだけど、答えがいまだに出ていないんですよ。もしかしたら「近しい人の死」というのは、数々のライフイベントのなかで最も誰にでも起こりえるが、最も対処が難しいテーマであり、だからこそ、多くの擬似体験を通じて考えるしかないのか、という結論に至りつつある。
Filmarksにクリップした映画をすべて見終わるころには自分なりの答えが見つかっているのかな・・・?