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舞踏への招待/腕環のロンド
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『舞踏への招待/腕環のロンド』に投稿された感想・評価

Omizu

Omizuの感想・評価

3.5
【第6回ベルリン映画祭 金熊賞】
ジーン・ケリーの監督作品。全編セリフなし、アニメとの融合など実験的なつくりに躊躇したMGMは結局二年後まで公開しなかった。日本では長編として公開されず、第一部と第二部のみ各々公開された。

なかなかの野心作。オムニバス映画として一定の面白さがある。ジーン・ケリーは普通に演出が上手い。

第一話「嘆きのピエロ」は大道芸をそのまま映したような形となっていて、一人の女性をめぐるピエロの切ない想いが描かれる。バレエを駆使したしなやかなダンスが特徴的。ピエロの悲哀をしっとりと演出している。

第二話「腕環のロンド」はデュヴィヴィエ『運命の饗宴』のように一つのモノが次々と人の手に渡っていく様子を描いている。早回しのコミカルで激しい表現が印象的。ドイツ表現主義的な舞台のような独特のセットが面白い。惜しむらくは登場人物が多く、誰が何の役であったかわかりにくいところだろう。

第三話「船乗りシンドバッド」は『アラジン』でお馴染みランプの魔神をジーン・ケリー演じる水兵が図らずも呼び出して起こるドタバタ劇である。アニメーション表現を実写と組み合わせる技術のレベルがこの当時にしては高い。革新的だったのだろう。ケリーのタップダンスは素晴らしいが、なにしろ長すぎて飽きてしまうのが難点。

面白く、興味深く観ることは出来た。セリフがないのは技術やダンスを見せたいからであろう。しかしやはりそれだけでは観客は飽きてしまうのも事実。短編集としてみると面白いかもしれない。
君子

君子の感想・評価

3.1
サーカス→腕輪→絵本の中、と舞台が変わり、ひたすら舞踏が続いていく作品。

輸入盤DVDで字幕を読めるか不安だったのだけど、そもそも台詞が無かった。本当にひたすら舞踏の世界に連れ込まれた感覚。

ただ、ジーン・ケリーがやりたかった趣旨は理解できるけど、どうしても退屈さは否めない。技術はあるけど華がないダンサーはいつの時代も沢山いるんだな、、と。いっそのこと、ジーン・ケリー1人で踊ってみせてくれる90分の方が華やかで楽しめたかもしれない。
3部構成で前編セリフなし、バレエやタップなどのダンスシークエンスのみで構成されたハードコアミュージカル映画。もはやセリフも歌もないのでミュージカルと言えるべきなのか微妙なところだが…。
ミュージカル映画は死ぬほど好きだし、かなり見てきた方だが流石にこれは途中で飽きた。ジーン・ケリーのダンスは誰がどう見ても一流だし惹きつけられるのだが、そもそも映画というよりもダンスを納めた記録映像というべきかもしれない。