Tom2022

コクーン2 遥かなる地球のTom2022のレビュー・感想・評価

コクーン2 遥かなる地球(1988年製作の映画)
3.0
前作では、ベン達夫婦は、アンタレス星に移住してしまいましたが、今回はどんな話になるのでしょうか。

前作でアンタレス星に移住したベン達夫婦が地球に立ち寄ります。ところが久しぶりの地球の生活では、それぞれ、急に病気になったり、交通事故に合ったり、孫の世話を手放せなくなったりと様々な変化が起きます。

そんな中、前作で海中に沈めておいたコクーンが海洋研究所により発見され採取されてしまいました。

前作に続き流れる音楽が相変わらず優しい感じでいいですね。私は、この音楽が好きです😄。

アンタレス星人のメンバーを見ると、あれ?リーダーのウォルターがいません。そうなんです。前作で、ベンと強い友情関係にあったウォルターなしで話が進みます。

キティが、フランス料理のデートしているときに、料理を食べただけで、陽気に笑い転げるシーンがなかなか面白かったです😄。

海洋研究所の女性サラ(コートニー・コックス)がとても綺麗な人ですね。そのせいか、今作では、キティの存在が薄くなってしまった感じがします。

危篤状態の妻に、余命短い自分の命をあげるシーンがありますが、こういうシーンは、強い愛情を感じますね。余命少ないとは言え、自分の命をあげてしまうのは、自分が死んでしまうのに。それでも命を差し出してしまうだなんてすごいですね。

さて、今作は、ベン達夫婦の今後の生き方のドラマが中心にある映画でした。「愛する人と一緒に永遠に生きられるけど、家族と別れて別の星に住む」か、「いずれ愛する人を失うかもしれないが、家族に囲まれ地球で残り少ない人生を生きる」か、究極の選択とも感じられ、とても考えさせられる作品でした🤔。
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