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真紅の盗賊のmichiのレビュー・感想・評価

真紅の盗賊(1952年製作の映画)
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かなり笑った。ふざけ倒すかのように暴れまわる、とても楽しい海賊映画です。
バロー船長の相棒であるオーホを演じたニック・クラヴァットは、バート・ランカスターとサーカス時代からのバディだったそうです。
この二人の息ぴったり加減がすごいのなんの!ディズニーアニメを見ているかのようなコミカルな動きも、スタントかと思ったらちゃんと本人がやってるアクロバットシーンも、とにかく見ごたえがあります。
これは誰でもできることではないだろうし、二人の魅力が溢れる作品です。二人の共演作はたくさんあるようなので、観てみたい。

ストーリーも裏切ったり裏切られたりで目が離せないし、終盤は科学の力が大活躍!?で痛快です。
海賊の話ながら、陸の上で逃げ回るところがおもしろい。そして突如現れる女装ランカスターは本当に見苦しく、爆笑してしまいました。
意外にマーク数が少ないようですが、疲れた時にパワーを浴びられるようなおススメの作品です!
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