あかぽこ

キートンのエキストラのあかぽこのネタバレレビュー・内容・結末

キートンのエキストラ(1930年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

キートン傑作選としては最終巻!

1930年作品。
インディペンデントで映画制作をしていたキートンが1928年に映画制作会社の『MGM』と契約した、キートンが1役者としての完全分担制作システムの作品。

そして時代は遂にトーキー作品に突入!!

ミリ数の鮮明度は及ばないが フィルムのコマ数も24になった為、動きも現代と同じ様になめらかな映像。

キートンの肉声はスタローンの若い頃の様なユアン・マクレガーの様なバリトン的声質。

内容は映画界を舞台にしたストーリーだが、最早アクションコメディからはかけ離れた感じで、ラストも悲哀感漂うチャップリン映画的なラスト。


台詞付きの演技に慣れてないのか?
発声も安定しておらず、受け答えの間等もぎこちない様に個人的にも観ていて感じたが、やはりサイレントとトーキーの演技の違いに悩まされ 契約プロダクションとの軋轢等も生じ この作品から徐々に衰退していく…。

…と、諸説色々囁かれてますが、果たしてどうなのだろう~…?😅

…そしてキートン作品鑑賞はまだまだ続く~🎥
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