タカヤマ

どたんばのタカヤマのレビュー・感想・評価

どたんば(1957年製作の映画)
4.4
スコア4.5以上・・・超傑作!超おすすめ!
4.0〜4.4・・・名作。おすすめ。
3.0〜3.9・・・お暇ならいいと思います。
2.0〜2.9・・・僕はあんまり、でした。
1.9以下・・・時間の無駄だと思います。
内田吐夢の作品を見ていつも驚かされるのは、どのようにして撮ったのか?だ。この映画では、非常に密閉した空間を見事に撮っていることだ。今のような小型カメラや小型照明のない時代に驚くべきことである。そこまで力を入れているからこそ、役者の演技も力が入る。内田組の現場は良い緊張感に満ちていたんだろうな、というのがそのまま映画の力になっている。そして大水のシーンのスケール感!土まみれ汗まみれの奮闘!内田吐夢らしい演出も光る。少々過剰な演技と、この当時らしい、音が割れて聞こえない台詞回しは困りものだけど、大作にして名作であることには間違いない。
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