るい

続・忍びの者のるいのレビュー・感想・評価

続・忍びの者(1963年製作の映画)
3.8

敵は本能寺にあり🔥2/8


伊賀忍者を殲滅させた信長。そして、石川五右衛門もまた追われる。息子をも殺され、妻の里に戻り信長暗殺を企てる。

今回は服部半蔵も出てきた🥷本能寺の変は、石川五右衛門が明智光秀をそそのかし、信長を自らの手で討ったという衝撃回!そうくるのねーと面白かった。

この作品90分だけど十分面白いのは忍者アクション映画ではないところですね。しかも、信長が光秀に本能寺で討たれるっていうストーリーにも、忍者が関わってたっていう持っていき方なので結構新鮮に見れる。ほんと上手な作りだと思う。

光秀の凶→吉→大凶は彼の人生のそものか。ちょっとかわいそうな光秀さん。信長は鬼畜そのもので、昨今のなんだか良くかかれすぎる信長じゃないのがめっちゃ好きだった。あと、猫をなでなで信長さんは、猫好きやったんかな?と調べたら、鷹狩りの餌にしてたってー🙀秀吉は、秀吉ですよって言わなくても顔がイメージ通りでよかった笑

雷蔵さんは、底抜けに明るい笑顔を見せたり、復讐に燃える顔をしてみせたり、哀愁漂う雰囲気を出したりと、「市川雷蔵」の全てを堪能するにはとても良い作品です!ほんと演技の幅が広くて素晴らしいわ。
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