カントク

青春の構図のカントクのレビュー・感想・評価

青春の構図(1976年製作の映画)
4.0
以前「愛と誠」3部作で衝撃的な面白さにカルチャーショックを受け、ヒロイン繋がりで早乙女愛さんが出演している本作をスライド鑑賞。

やはりこの時代の青春映画の雰囲気、好きだな。

初見の女優岡田奈々さん、大学生にしてガソリンスタンドの社長。現在にも通じる美貌に目が奪われました。

また男性キャスト、脇役も個性豊かかつ家族関係も本筋に絡んでくる辺りも興味深い内容で楽しめます。

現在と比べ男含め毛髪量の割増感だったり、バスケの合宿に行ったのにスキーしてたり、絶対マリオ意識してるだろっていうコーディネートだったり、温泉に現れる雪男もどきおじさんの登場etc...ギャグは古典的なんだけど、皆振り切っているので笑い要素もGOOD!

それとは反対に男女一対一のバスケシーンの息遣いを強調する名場面だったり、海辺での人物配置(構図)が神がかっていたり、ここぞという時のズーミング等も目を引きました。

追伸:この時代の青春映画は今までノーマークだったので今後監督・女優縛りでしばらく見る映画に困らなそう
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