ネスター巡査はその実直さと正義感が仇になり、賄賂で穏便に過ごしていた娼婦街のガサ入れをして首になってしまう。
ひょんなことから娼婦のイルマに紐になり、新しい生活を始めるが、彼女に娼婦をしてほしくないネスターはイギリス人の金持ちX卿に変装してイルマを独占しようとする。
コメディーだけとサスペンスや哀愁や色々なテイストが次々にかぶさって、軽くも見られるし、純情や社会のどろどろした所を軸に観ると結構深い。
「お熱いのがお好き」に続く変装者。
シャーリーマクレーンは役にとても合ってますが、本当は急死したマリリンモンローにやらせたかったというのも、それはそれで納得。
「街の灯」が好きな人におススメ。