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夢駆ける馬ドリーマーのmatsuのレビュー・感想・評価

夢駆ける馬ドリーマー(2005年製作の映画)
3.9
5/29は東京競馬場で日本ダービー(その世代の最強馬決定戦)が行われます。

それにちなんで、実話に基づくお馬さん(競走馬)の映画をチョイス。

主役をまだ幼いダコタ・ファニングが、父親役(調教師:馬のトレーナー)をカート・ラッセルが演じる。

感動的な映画でした!! 随分ベタだが良い作品でした。


〜〜以下ネタバレあり〜~

デビュー後2連勝した素質馬のソーニャドール。3戦目で骨折し重傷を負う。治る見込みがないため、馬主により安楽死が決断される…直前で調教師親子がソーニャを馬主から買い取る。

死なせずに母馬にする計画だった(子馬が活躍すれば元は取れる)が、子馬を産めない事が発覚。大金払ったが処分せざるを得ない、どん底…あるアクシデントがありソーニャが馬房から逃げて走り出す。

「走れるの? 治ったの?」誰もが信じられなかったが脚が完治していたのだ。

奇跡の回復により、徐々にレースでも上位に入るようになる。上昇してきたがまだまだ以前の走りではない。

そんな時、無謀にも米国で最高峰のレースであるブリーダーズカップへの挑戦を試みる。出走希望馬は最近の成績が審査され、走れるかどうかが決まる。

奇跡的に出走権を獲得したが、今度は出走登録料が高すぎて払えない。

ある秘策により一発逆転、登録料が払えて全てのホースマンたちの夢であるブリーダーズカップへの出走が決まる。

レース本番、スタート時最後方になります。最終コーナーを曲がるまでに4〜5 番手まで追い上げます。劇的な追い込みで最後の直線、全馬を抜き去りブリーダーズカップに優勝します。優勝賞金は日本円で数億円のレースです。

諦めずに夢を持ち続ける、そして夢に向かって努力し続ければいつか夢は実現する…ベタ中のベタ、スーパーベタですが非常に感動しました!!

父親と娘の強い絆も描かれていて良かったです。

競走馬関連の映画は「シービスケット」、「ライド・ライク・ア・ガール」、「セクレタリアト」など素晴らしい作品が他にもあります。興味ある方はぜひ!!
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