1986年、1750年代、先住民へ布教活動をするイエズス会の宣教師が主人公。
なんといっても魅力的なキャラクターは人生奴隷商人から宣教師へと変わって行くロバートデニーロ。彼がある事件をきっかけに変化してゆく部分にはカタルシスがある。
何を演じてもロバートデニーロは彼のままだけれども、ちゃんとキャラクターが活きているのは彼のすごいところ。
エンニオモリコーネの『ガブリエルのオーボエ』をイージーリスニングのオムニバスアルバム『image』で知ったが、こんなにも映像によくマッチしているのか！とさらに巨匠の力に驚かされた。
