ほいほい

ノルウェイの森のほいほいのレビュー・感想・評価

ノルウェイの森(2010年製作の映画)
3.0
村上春樹レベルの作家原作の映画は、表現するのが難しいですよね。
本を読んでいる人の総数が多過ぎるから、どう考えても私が思ってるのとちゃう!となりやすい。
しかも村上春樹ファン通称ハルキストの方々は拘りの強い方が多い印象。
(ドライブマイカーは読んでいる人の総数が少ないのとキャストがハマった感があった)

それと、やっぱり菊地凛子の存在ですよね。
好き嫌い分かれると思うので、彼女を受け入れられないと印象がマイナスになっちゃうんじゃないかなぁ。独特ですもんね。

全体的に、文学の匂いが充満していた訳ですが、その辺りも劇場で集中して観るのと家で観るのとでは印象が変わりそう。
個人的に文学的な言い回しは好きなのですが、現実世界に落とし込むとそんな回りくどい言い方は絶対にしないよね…と思っちゃうのですよ。

まぁこれだけ色々と言いたくなるという事は感じる事が沢山あったという訳で、ある意味で面白い映画だったということだと思います。
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