『1984年当時としては』最高の撮影技術で作ったのだからグラフィック面について文句を言う気はない
思いっきり着ぐるみのゴジラとどう見てもミニカーにしか見えない車たちを見て楽しむ作品
これより2年前の1982年にアメリカではもっとレベルの高い特撮技術で「遊星からの物体X」を作ってるのだけどね
後ろから椅子の向きを変える「サイコ」オマージュで映画が始まるのは驚き
ゴジラが新幹線を襲うシーンでは「JRは何で運行中止してないんだよ!」というツッコミしかない
ホームレス役の武田鉄矢のシーンは「84年はこういうのが面白かったんだろうな」という冷めた感想
40年前の特撮だから映像に対しては何も言う気ないけど、音楽がしょぼいのは不満
ゴジラが日本上陸してるのに全然ゴジラのテーマが流れずのんびりしたBGMが流れてる
これまでずっとまともに音楽を使わず最後のシーンだけ悲しげな音楽を流す演出は「ヘタクソ!」の一言