こりゃ何回でも観たい作品です。あまりにも好きすぎる…。
ヤンヤンの視点は子供ながらに素直でまっすぐで。ティンティンも優しくて好き。
あとNJの父としての在り方もアンニュイなのも最高で、大田役のイッセー尾形さんとのやり取りも好き。
「半分の真実」には唸る、それにどう向き合うかだよなぁ。見えてるものが全てではないと理解してても、やはり飲み込むことは難しい。そんなヤンヤンは人々の後ろ姿を撮り続けたり、それをプレゼントして、なぜ後ろ姿なのかと問われたら「自分では見えないでしょ〜」と。あぁ素敵すぎる、なんて愛おしいの…ってなった。
家族それぞれの人生/生活が映し出される構成も見事。
お父さんが名刺取りに帰ったのにド忘れして「何しに来たんやっけ…」となって、その後のエレベーター前のシーンでそれがまた繋がってゆくのが、個人的に堪らんですポイントだった。