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プロメテウスの8bitのレビュー・感想・評価

プロメテウス(2012年製作の映画)
3.5
「コヴェナント」に向けての予習で久々に鑑賞。

んー。
主演のノオミ・ラパスがなんかいまいち。
シガニー・ウィーヴァーからヒロインの座を引き継ぐには、あまりにも華が無さ過ぎる。
どう考えてもシャーリーズ・セロンが演じるべきでした。

ちなみに噂の炎上吹替版で鑑賞。
んー。
確かにこれは酷い。
ただでさえ魅力薄なヒロインの吹き替えがコレでは…。
途中から「剛力彩芽が主演なんだ」と自分に言い聞かせて観たので、最後の方は違和感もなくなりましたよ?

んー。
ストーリーが難解。
「種の起源」についてのお話でしょうか。
われわれ人類はどこから来て、どこへ向かうのか。
人類という種が生まれたからには何か理由や役割があるはず。
自らのルーツを探求するという、宗教的というか哲学的なテーマ。
劇中にも生命や生殖を連想させるような描写が散りばめられていました。
そんなとてつもない大風呂敷なので、結末もなんだか解ったような解らないような…。
んー。
エイリアン誕生の遠因になったデヴィッドの「コレ、アイツに飲ませちゃえwww」みたいな行動も腑に落ちないなあ。
そのデヴィッドもエンジニアに「てめえ、変なイタズラしてんじゃねえよ」って思いっきり怒られていたのは笑いましたが。

んー。
つまらないことはないです。むしろ2回目のほうが面白いし、「コヴェナント」が俄然楽しみになる映画なんですが、リドリー・スコット御大による正真正銘の「エイリアン」映画にもかかわらず、二次創作の同人映画っぽさが拭えないのはなぜだろう…。
んー。
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